審査での帳簿のつけ方の重要性

2024.06.30

こんにちは!五反田創業融資サポートオフィスです。

創業を考えている方や、事業の拡大を目指している方は、資金調達の一環として創業融資を検討されることが多いでしょう。
しかし、審査を通過するためには何が必要か、どのように帳簿をつければ良いのか、疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、審査での帳簿のつけ方の重要性について詳しく解説します。
具体的には、どのような帳簿が求められるのか、帳簿のつけ方が審査に与える影響、そして正しい帳簿のつけ方のメリットについて取り上げます。

この記事を読むことで、創業融資の審査に必要な帳簿の基礎知識から、実際の帳簿のつけ方までを理解することができます。
これから創業融資を検討している方や、すでに申請を行っている方にとって、有益な情報が満載ですので、ぜひ最後まで読んでみてください!

創業融資審査における帳簿の役割

▶帳簿の基本的な役割

帳簿とは、企業の経済活動を記録するための書類であり、収入や支出、資産や負債などを整理して記載します。
創業融資審査においては、帳簿が企業の財務状況を明確に示す重要なツールとなります。

具体的には、以下のような役割を果たします。

 

①財務状況の把握
帳簿をつけることで、企業の収入と支出、資産と負債のバランスが明確になります。
これにより、企業の健全性を評価することができます。

②収支の予測
過去のデータをもとに、将来の収支を予測するための基礎資料となります。

 

③税務申告の基礎
正確な帳簿は、適正な税務申告を行うための基盤となります。

 

④信用力の証明
金融機関や株主、投資家に対して、企業の信用力を証明するための資料として活用されます。

 

 

▶創業融資審査における帳簿の重要性

創業融資の審査では、帳簿の内容が非常に重要な要素となります。
帳簿がしっかりと整備されていることは、以下のような点で審査に大きな影響を与えます。

 

①信頼性の向上
正確な帳簿は、企業の経営状況を正確に示し、金融機関からの信頼を得ることができます。

 

②透明性の確保
すべての取引が記録されている帳簿は、企業の財務活動の透明性を確保し、審査担当者に対して安心感を与えます。

 

③リスクの評価
帳簿を通じて、企業のリスクを評価することができ、適切な融資額を決定するための材料となります。

 

正しい帳簿のつけ方とは

▶基本的な帳簿の形式と内容

帳簿にはさまざまな形式がありますが、一般的に以下のような内容を記載します。

 

①現金出納帳
現金の出入りを記録する帳簿。

 

②預金出納帳
銀行預金の動きを記録する帳簿。

 

③売上帳
売上に関する取引を記録する帳簿。

④仕入帳
仕入に関する取引を記録する帳簿。

 

⑤経費帳
各種経費の支出を記録する帳簿。

 

これらの帳簿を正確に記載することで、企業の財務状況を詳細に把握することができます。

 

▶帳簿を正確につけるためのポイント

正確な帳簿をつけるためには、以下のポイントに注意する必要があります。

 

①日々の記録を怠らない
取引が発生したら、その都度記録することが重要です。
後からまとめて記録すると、ミスや漏れが発生しやすくなります。

 

②領収書や請求書を整理する
取引に関連する領収書や請求書は、きちんと整理して保管しましょう。
これらの書類は、帳簿の正確性を裏付ける証拠となります。

 

③帳簿と実際の残高を一致させる
定期的に帳簿と実際の現金残高や銀行残高を照合し、不一致がないか確認します。

 

④専門家の助言を受ける
帳簿のつけ方に不安がある場合は、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

 

▶帳簿を整備するメリット

・財務管理が容易になる

帳簿を整備することで、財務管理が格段に容易になります。
具体的には、以下のようなメリットがあります。

 

①収支の把握
収入と支出の状況をリアルタイムで把握することができ、経営判断に役立てることができます。

 

②コストの削減
経費の支出状況を詳細に把握することで、無駄なコストを削減することができます。

 

③予算管理
予算と実績を比較することで、計画的な経営を行うことができます。

 

・融資審査で有利になる

正確な帳簿は、融資審査で大きな武器となります。
以下のような点で有利に働きます。

 

①信用力の向上
整備された帳簿は、企業の信頼性を高め、金融機関からの評価を上げます。

 

②迅速な審査
必要な情報がすぐに提供できるため、審査がスムーズに進みます。

 

③適切な融資額の確保
確な財務情報を基に、適切な融資額を確保することができます。

 

・税務リスクの軽減

正確な帳簿をつけることで、税務リスクを軽減することができます。
具体的には、以下のようなメリットがあります。

 

①適正な税務申告
正確な帳簿は、適正な税務申告を行うための基盤となります。

 

②税務調査に対応
税務調査が入った場合でも、正確な帳簿があれば安心です。

 

③ペナルティの回避
帳簿の不備によるペナルティを回避することができます。

 

▶帳簿のつけ方が与える審査への影響

・正確な帳簿がもたらす信頼性

帳簿が正確であれば、審査担当者に対して企業の信頼性を示すことができます。
これは、以下のような影響をもたらします。

 

①企業の健全性の証明
正確な帳簿は、企業の健全性を証明し、審査担当者に安心感を与えます。

 

②信用度の向上
整備された帳簿は、企業の信用度を向上させ、融資の可能性を高めます。

 

・書類審査の迅速化

正確な帳簿を提出することで、書類審査の過程が迅速に進みます。
具体的には、以下のような効果があります。

 

①情報提供の迅速化
必要な情報がすぐに提供できるため、審査がスムーズに進行します。

 

②審査期間の短縮
情報の整理ができていることで、審査期間を短縮することができます。

 

・リスク評価の向上

帳簿の整備は、企業のリスク評価にも影響を与えます。
具体的には、以下のような点で評価が向上します。

 

①リスクの見える化
正確な帳簿は、企業のリスクを明確にし、審査担当者が適切な判断を下すための材料となります。

 

②リスク管理の強化
企業自体もリスクを把握しやすくなり、適切なリスク管理を行うことができます。

 

 

まとめ

今回は審査での帳簿のつけ方の重要性について解説しました。
帳簿を正確につけることは、財務管理を容易にし、融資審査を有利に進めるための重要なポイントです。
正確な帳簿は企業の信頼性を高め、適切な融資額を確保するための基盤となります。

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