担保や保証人の選定方法と注意点

2024.05.26

こんな方は是非読んでください

•創業融資を検討しており、担保や保証人の選定について知りたい方
•銀行審査で求められる担保や保証人について詳しく知りたい方 
•融資申請時の注意点を把握したい方

 

今回のテーマについて

創業融資を受ける際、担保や保証人は重要な役割を果たします。担保や保証人を適切に選定し、正しい手続きを踏むことで、融資審査をスムーズに進めることができます。ここでは、担保や保証人の選定方法と注意点について詳しく説明します。

▶担保の選定方法

担保とは、融資を受ける際に提供する財産のことです。
銀行は、万が一融資の返済が滞った場合、担保として提供された財産を売却することで、損失を補填します。

担保の選定には以下のポイントがあります。

 1. 適切な資産の選定
 ・ 担保として提供できる資産には、不動産、動産、有価証券などがあります。
 ・銀行が担保として受け入れやすい資産を選定することが重要です。

 2. 資産価値の評価
 ・担保として提供する資産の市場価値を正確に評価します。
 ・銀行は、資産価値が適切であることを確認し、その評価に基づいて融資額を決定します。

 3.所有権の確認
 ・担保として提供する資産の所有権が明確であることを確認します。
 ・他人名義の資産や共有資産は、担保として認められない場合があります。

 4.抵当権の設定
 ・不動産を担保とする場合、銀行に対して抵当権を設定します。
 ・抵当権の設定には、登記手続きが必要です。


▶保証人の選定方法

保証人とは、借り手が融資の返済をできなくなった場合に、代わりに返済義務を負う人物のことです。
保証人の選定には以下のポイントがあります。

 1. 信頼性のある人物の選定

 ・保証人には、信用力のある信頼できる人物を選定します。
 ・家族や親戚、友人など、近しい関係にある人物が一般的です

 2. 財務状況の確認
 ・保証人が十分な財務力を持っていることを確認します。
 ・保証人自身の収入や資産状況を把握し、返済能力があることを確かめます。

 3.意思確認
 ・保証人が本当に保証人になる意思を持っているかを確認します。
 ・口頭での約束ではなく、書面での確認が必要です。
 4. 法的手続きの実行
 ・保証人契約を正式に結ぶためには、法的手続きを踏むことが重要です。
 ・公正証書を作成するなど、正式な書面を交わします。

▶注意点

担保や保証人の選定にあたっては、いくつかの注意点があります。

1. リスクの理解
 ・担保や保証人を提供することには、リスクが伴います。
 ・返済が滞った場合、担保として提供した資産が失われたり、保証人に負担がかかる可能性があります。

2. 透明性の確保
 ・担保や保証人に関する情報を銀行に対して正確に提供します。
 ・不明瞭な情報や虚偽の情報は、後々問題を引き起こす可能性があります。

3. 法的助言の取得
 ・担保や保証人の選定にあたっては、弁護士などの法的専門家から助言を受けることが望ましいです。
 ・法的な手続きを正しく行うことで、トラブルを防止できます。

まとめ

担保や保証人の選定は、創業融資を受ける際の重要なステップです。
適切な資産や信頼性のある人物を選び、正しい手続きを踏むことで、銀行審査をスムーズに進めることができます。

五反田創業融資サポートオフィスでは、担保や保証人の選定についてのアドバイスも行っております。
専門家を介した方が、融資実行率は確実に上がります!気になる方は是非、お気軽にご連絡ください。

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